AIで画像を作る方法を、無料の始め方・コピペで試せるプロンプト例・思い通りにならない時の直し方まで具体的に解説。アイキャッチ/資料の挿絵/アイデア出しの用途別レシピと、著作権・商用利用の注意点も。初めてでも読み終えたら作り始められる形にまとめました。
AIの画像生成は「①作りたい画像を言葉で指示 → ②生成 → ③修正指示で近づける」の流れで進めます。コツは、最初から凝った文を書かず「被写体+画風+構図+色・光+除外」を短くつなげて1枚出し、あとから1点ずつ直すこと。まずは無料で試せる汎用AIチャットの画像機能から始めるのが手軽です。
この記事でわかること
- 無料で今日から試す具体的な始め方(登録〜最初の1枚)
- そのままコピペして試せるプロンプト例(被写体・画風・構図・色・光・除外指定入り)
- 思い通りにならない時の直し方と、用途別(アイキャッチ/資料/アイデア出し)の作り方
実体験メモ
非プログラマーの立場で使ってみて効いたのは、いきなり凝った指示を書くより「短い言葉で一度作って、あとから直す」進め方でした。ブログのアイキャッチを作ったときも、最初の1枚は思った雰囲気と違いましたが、「もっと明るく」「背景をシンプルに」と1点ずつ直すと近づきました。逆に一度に何十語も盛り込むと、どの指示が効いたか分からず迷子になりがちです。用途に使う前に、各サービスの規約と商用利用の可否を確認するのは毎回やっています。
AI画像生成とは・何ができる
AI画像生成とは、作りたい画像を言葉(プロンプト)で指示すると、その内容に沿った画像を自動で作ってくれる仕組みです。写真のような画像、イラスト、ロゴ風の図案など、指示のしかた次第でさまざまな雰囲気の画像を作れます。
- 文章から画像を作る:「青空の下の白い家」のように言葉で指示する
- 雰囲気を選べる:写真風・イラスト風・水彩風など画風を指定できる
- やり直しやすい:気に入らなければ指示を変えて何度でも作り直せる
一方で、生成される画像は指示の解釈で毎回変わり、細かい文字や指の形などが不自然になることもあります。あくまで下書き・素材として使い、仕上げは人が確認する前提で捉えると扱いやすいです(直し方は後述)。
始め方(タイプ別・無料の第一歩)
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 汎用AIチャットの画像機能 | 会話の延長で手軽に作れる | まず試したい・手軽さ重視 |
| 専用の画像生成サービス | 画風・構図など調整の幅が広い | 作り込みたい・枚数が多い |
| 無料で試せるもの | 回数や画質に制限がある場合も | まずは費用をかけず試したい |
| 有料プラン | 生成回数・高画質・商用利用など | 継続して使う・用途が決まっている |
無料で最初の1枚を出すまで(共通の流れ)
多くのサービスは、次の3ステップで最初の数枚を試せます。特別なソフトのインストールは不要で、パソコンでもスマホでも始められます。
- 登録する:メールアドレスやGoogle/Apple アカウントなどで会員登録する(無料枠がある場合が多い)。
- 入力欄に文章を入れる:チャットなら「〜の画像を作って」と話しかけ、専用サービスなら入力欄(プロンプト欄)に描いてほしい内容を書く。
- 生成ボタンを押す:数十秒ほどで画像が出てきます。数枚まとめて出ることも多いので、一番近い1枚を選んで直していきます。
💡 まず試すなら「汎用AIチャットの画像機能」が迷いにくいです。会話と同じ画面で「〜の画像を作って」と頼めるので、専用の操作を覚えなくても始められます。無料の範囲・回数制限・商用利用の可否はサービスごとに異なり変わりやすいため、調査時点の情報として各サービスの公式ページで最新を確認しましょう。
基本の流れ
- 作りたい画像を言葉で指示する:何を・どんな雰囲気で描いてほしいかを書く
- 生成する:数枚まとめて出てくることも多い
- 修正指示で近づける:「もっと明るく」「背景をシンプルに」など変更を伝えて作り直す
一度で理想の画像になることは多くありません。2〜3回の作り直しで近づけていくつもりで進めると、うまくいきやすいです。
プロンプトの型とコピペ例
指示(プロンプト)は、次の5つの要素を分けて、この順で並べると狙った画像に近づきます。
- 被写体:何を描くか(例:白い猫、木製のテーブル、コーヒーカップ)
- 画風:写真風/イラスト風/水彩風/フラットなアイコン風 など
- 構図:アップ/全体/真上から/横から/余白多め など
- 色・光:暖色系/落ち着いた色味/やわらかい自然光/明るい など
- 除外したい要素:「文字を入れない」「人物を入れない」「ロゴを入れない」など省きたいもの
型(この並びをコピーして中身を差し替える)
【被写体】、【画風】、【構図】、【色・光】、【除外指定】
そのままコピペして試せるプロンプト例
用途や雰囲気ごとに、被写体・画風・構図・色・光・除外指定をすべて含めた例を並べました。中の言葉を自分の題材に置き換えるだけで使えます。
- 落ち着いた写真風:
木製デスクの上のコーヒーカップと観葉植物、写真風、真上からの構図、暖色系、やわらかい自然光、背景はシンプル、文字なし - やさしいイラスト風:
ノートパソコンで作業する人の手元、フラットなイラスト風、横からの構図、明るいパステルカラー、影は控えめ、余白を多めに、文字なし - クリーンなアイコン風:
地図ピンのアイコン、シンプルなフラットアイコン風、正面、青と白の2色、背景は無地の白、影なし、文字なし - やわらかい水彩風:
窓辺の観葉植物、水彩風、全体が見える構図、淡いグリーン、朝のやわらかい光、にじみのある質感、人物なし・文字なし - 記事のアイキャッチ向け:
ノートとペンとスマートフォンが並んだ俯瞰の机、写真風、真上からの構図、余白を左に大きく取る(タイトルを載せる想定)、明るく清潔感のある色、文字なし・ロゴなし
💡 一度に全部を盛り込まず、まず短く作って、足りない要素を1つずつ足す・引くと調整しやすいです。「文字なし」「人物なし」などの除外指定は特に効きやすいので、入れたくないものは最初から書いておくと手戻りが減ります。
思い通りにならない時の直し方
出てきた画像が理想と違っても、作り直しは何度でもできます。コツは全部を一度に直そうとせず、気になる点を1つずつ「直したい箇所+望む状態」で伝えること。よくある不満と、そのまま送れる直し方の言い換えです。
| 気になる点 | そのまま送れる修正指示 |
|---|---|
| 暗い・重い | もっと明るく、やわらかい自然光で |
| 背景がごちゃつく | 背景はシンプルに、余白を多めに |
| 色が派手すぎる | 落ち着いた色味に、彩度を下げて |
| 変な文字が入る | 文字は入れないで |
| 人やロゴが写り込む | 人物なし・ロゴなしで |
| 雰囲気が違う | 画風を〇〇風(例:水彩風)に変えて |
| 構図が中途半端 | 真上から/全体が見える構図に |
うまくいかない時のさらなるコツ:
- 1回に1〜2点だけ直す:一度に何点も変えると、どの指示が効いたか分からなくなります。
- 崩れる指・細かい文字は文章で粘らない:AIが苦手な部分です。無理に直そうとするより、手や文字が目立たない構図に変える(引きの構図にする、手元を写さない等)ほうが早いことが多いです。
- 良かった1枚を土台に続ける:気に入った画像が出たら、その画像を選んだ状態で「これを明るく」のように続けて指示すると、雰囲気を保ったまま調整できます。
用途別の作り方(アイキャッチ/資料/アイデア出し)
同じAIでも、用途によって「効く指示」が少し変わります。目的別のレシピです。
- ブログのアイキャッチ:記事タイトルを載せる想定で、片側に余白を大きく取る構図+文字なし・ロゴなしを指定すると、あとから文字を載せやすい素材になります。
例:
ノートとコーヒーが並んだ机の俯瞰、写真風、真上から、右側に大きく余白、明るく清潔感のある色、文字なし・ロゴなし - 資料・スライドの挿絵:説明のじゃまをしないよう、シンプルなイラスト/アイコン風+背景は無地(白)+色数を絞るとスライドになじみます。
例:
チェックリストのアイコン、フラットアイコン風、正面、青1色、背景は白の無地、影なし、文字なし - アイデア出し(試作して比べる):画風だけを変えて同じ被写体を数パターン作り、方向性を比較します。1枚ずつ「写真風で」「水彩風で」「フラットなイラスト風で」と画風を差し替えるだけ。
例:
カフェの外観、【写真風/水彩風/フラットなイラスト風】、全体が見える構図、暖色系、夕方の光、文字なしの【 】を1つずつ変えて比べる
いずれも、公開・配布の前に商用利用の可否と権利の扱いを確認してから使うのが安全です(次章)。
注意点(必ず確認したいこと)
AIで作った画像を公開・配布・仕事で使う場合は、次の点を必ず事前に確認してください。
- 著作権・生成物の権利:作った画像の権利の扱いはサービスや契約で異なる。各サービスの規約と最新情報を確認する。
- 商用利用の可否:ブログ・資料・販売物などに使えるか、条件(クレジット表記など)があるかを確認する。
- 実在の人物・ブランドの扱い:実在の人物・キャラクター・企業のロゴやブランドを扱うと、肖像権・著作権・商標の問題が生じることがある。規約と最新情報を確認し、迷う場合は控える。
- 誤情報・不適切表現:生成された内容が事実と違ったり不適切な場合がある。そのまま使わず人が確認する。
権利や規約の扱いは変わりやすい分野です。ここでの説明は一般的な注意点であり、実際の可否は各サービスの利用規約と公式の最新情報で確認してください。
まとめ
- AI画像生成は「言葉で指示 → 生成 → 修正指示」の流れで進める。
- プロンプトは「被写体+画風+構図+色・光+除外」を短く並べ、1点ずつ直して近づける。
- 始め方は無料で試せる汎用チャットが手軽。無料/有料の範囲は公式で確認。
- 著作権・商用利用・実在の人物やブランドの扱いは、各サービスの規約と最新情報で必ず確認する。
まずは上のコピペ例を1つ選んで1枚作り、修正のコツで1点ずつ直すのが、非プログラマーでも始めやすいやり方です。
指示文そのものをうまく書くコツは プロンプトの書き方のコツ、文章づくりへの応用は ChatGPTで記事を書くコツ が参考になります。AI活用の全体像は AI活用 完全ガイド からどうぞ。
関連記事の一覧は AIノウハウ へ。
よくある質問(FAQ)
AI画像生成は無料で使えますか?
無料で試せるサービスもあれば、生成回数や高画質・商用利用が有料プランのものもあります。多くは会員登録して短い文章を入れるだけで最初の数枚を試せます。料金や無料の範囲はサービスごとに異なり変わりやすいため、調査時点の情報として、各サービスの公式ページで最新の内容を確認してください。
AIで作った画像は商用利用できますか?
サービスや契約プランによって、商用利用の可否や条件が異なります。作った画像をブログや資料で使う前に、必ず各サービスの利用規約と最新情報で、商用利用の範囲・クレジット表記の要否を確認してください。
プロンプトはどう書けばいいですか?
「被写体+画風+構図+色・光+除外したい要素」を順番に並べるのが基本です。例:『木製デスクの上のコーヒーカップ、写真風、真上からの構図、暖色系、やわらかい自然光、文字なし』。一度で完成させようとせず、生成された画像を見て『もっと明るく』『背景をシンプルに』と修正指示を重ねて近づけていくとうまくいきます。
思った画像にならない時はどうすればいいですか?
全部を一度に直そうとせず、気になる点を1つずつ指示し直すのがコツです。『暗い→もっと明るく、自然光で』『ごちゃつく→背景はシンプルに、余白を多めに』『文字が変→文字は入れないで』のように、直したい箇所と望む状態をセットで伝えると近づきます。それでも崩れる指や細かい文字は、無理に文章で直さず構図を変えるか、その部分を避けた画像にするのが早いです。
実在の人物や有名ブランドの画像を作っても大丈夫ですか?
実在の人物・キャラクター・企業のブランドやロゴを扱う場合、肖像権・著作権・商標の問題が生じることがあります。トラブルを避けるため、各サービスの規約と最新情報を確認し、判断に迷う場合は使用を控えるのが安全です。