AIを狙い通りに動かすには、ゴール(目的)・制約(ルール)・評価基準(合否)を先に決めるのが効果的。ノンプログラマーがAIエージェントで実践した、依頼を設計する考え方とテンプレを実体験ベースで解説します。
AIを狙い通りに動かす鍵は「ゴール・制約・評価基準」を先に決めること。何を達成し、何を守り、どうなれば合格かを明確にすると、AIが外しにくく、結果の判断もしやすくなります。テンプレ化すれば毎回ぶれません。
この記事は、ノンプログラマーがAIエージェント(Claude Code)に作業を任せた経験から、依頼の設計方法を整理したものです。
AIへの依頼は「お願い文」を練ることだと思われがちですが、実は設計図づくりに近いです。先に枠を決めると、ぶれません。
実体験メモ
AIが“狙い通りに動かない”時、原因はたいていこちらがゴール・制約・評価基準を決めていないことでした。「何を・どこまで・どう良し悪しを測るか」を先に言葉にして渡すと、出力が一気に安定。評価基準まで添えると、AI自身に自己チェックさせられるのも発見でした。設計してから頼む、が肝心です。
先に決める3点
| 要素 | 問い | 例 |
|---|---|---|
| ゴール | 何を達成したい? | 「初心者向けの説明文を作る」 |
| 制約 | 守るべきルールは? | 「専門用語NG・800字・煽らない」 |
| 評価基準 | どうなれば合格? | 「具体例1つ・誇張なし」 |
ゴールは“到達点”、制約は“やってはいけないこと”、評価基準は“合否の物差し”。この3つがあると、AIも人も判断できます。
評価基準があると「自己チェック」もできる
評価基準を渡すと、AIに自分の出力を採点させることもできます。「この基準に照らして○/△/×を付けて」と頼めば、ズレに早く気づけます。
コピーで使える依頼テンプレ
【依頼テンプレ】 ゴール:{何を達成したいか} 対象:{誰のためか} 制約:{NG・形式・分量・守るルール} 評価基準:{どうなれば合格か} —— 上記を踏まえて{タスク}をしてください。不明点があれば先に質問してください。
後悔しない使い方
- 重要なルールは最初に明示(法令・禁止表現など)
- 小さく試して評価基準で確認
- テンプレを使い回す(毎回ぶれない)
まとめ
- AI依頼は「ゴール・制約・評価基準」を先に決める設計が肝。
- 評価基準があると自己チェックもでき、修正が減る。
- テンプレ化すれば毎回ぶれず、資産になる。
- 重要なルールは最初に明示する。
前提情報の渡し方は コンテキストの渡し方で精度が激変する、丸投げを避けるコツは AIエージェントに丸投げしないコツ もどうぞ。
関連記事:AIチャットツールの比較・選び方/AI文章ツールの選び方(3タイプ)。
よくある質問(FAQ)
AIに頼むとき、最初に決めるべきことは何ですか?
『ゴール(何を達成したいか)』『制約(守るべきルール・NG・形式)』『評価基準(どうなれば合格か)』の3点です。これを先に決めると、AIが狙いを外しにくく、出てきた結果の良し悪しも判断しやすくなります。
評価基準を決めるとなぜ良いのですか?
『どうなれば合格か』が決まっていると、AI自身に自己チェックさせたり、人が出力を評価したりしやすくなります。例えば『具体例が1つ入っている』『指定の文字数』など、合否を判断できる形にすると、修正のやり取りが減ります。
制約はどこまで細かく決めるべきですか?
最初から完璧に決める必要はありません。最低限『これはやってほしくない(NG)』『この形式・分量で』を伝え、やり取りの中で足りない制約を追加していくと現実的です。重要なルール(法令・禁止表現など)は最初に明示します。
毎回ゼロから依頼を考えるのは大変では?
テンプレートを用意すると楽になります。『ゴール・対象・制約・評価基準』の枠だけ作っておき、案件ごとに中身を差し替えれば、毎回ぶれずに依頼できます。一度作った型は繰り返し使える資産になります。