AIノウハウ

仕事でAIを使うときの情報漏洩・セキュリティ対策【2026年】入力前の基本ルール

くらべてナビ

仕事でChatGPTやClaudeなどのAIを使うとき、うっかり機密情報を入力して漏らさないための基本を解説。入れてはいけない情報、渡す前のマスキング、設定で気をつける点、社内ルールの決め方まで、ノンプログラマー向けに整理しました。各サービスのデータ取り扱いは公式のポリシーで確認してください。

結論

仕事でAIを使うときの安全は、難しい設定より「入れてはいけない情報を入れない」が9割です。個人情報・取引先名・未公開の数値・認証情報は原則そのまま渡さず、必要ならダミーに置き換えてから使います。データの取り扱いはサービスごとに違うので、公式の方針と会社のルールを確認しましょう。

この記事の要点

実体験メモ

使い始めて気をつけるようになったのは、「貼り付ける前に一度立ち止まる」ことでした。資料をそのままコピペすると、気づかないうちに取引先名や個人情報まで混ざりがち。名前や数値をダミーに置き換えてから渡すようにしたら、便利さはそのままで安心感がまるで違いました。ログやスクショほど要注意です。

入れてはいけない情報

AIに入れない情報 と そのひと手間 入れない情報 名前・住所など個人情報 機密・取引先の情報 資料をまるごと 渡す前のひと手間 名前→仮名(A社) 数値→ぼかす 必要な部分だけ
対策の基本は『機密を入れない』。必要な情報はダミー・仮名に置き換えて渡します。会社のルールがあればそれに従いましょう。

次のような情報は、原則そのまま入力しないのが安全です。

種類対応
個人情報氏名・住所・電話・メール仮名・ダミーに置換
取引先・未公開の数値顧客名・社外秘の売上や単価「取引先A」「◯◯円」に置換
社外秘の資料契約書・内部資料必要部分のみ・固有情報は伏せる
認証情報パスワード・APIキー・トークンそもそも渡さない

とくにログ・スクリーンショット・表データは、気づかないうちに機密が混ざりがちです。貼り付ける前に一度中身を見直しましょう。

渡す前のひと手間(マスキング)

「この情報がなくても作業は成り立つか?」を一度考え、判断に不要な機密はダミーに置き換えてから渡します。

前提情報の整え方とあわせると効果的です。詳しくは AIに渡すコンテキストの作り方 の「機密情報のマスキング」も参考にしてください。

サービスの設定・データの扱いを確認する

入力内容の扱いはサービスや設定で異なります。学習に使わない設定や、業務向けプランでの保護が用意されている場合もありますが、条件はサービスごとに違い、更新もされます。

⚠️ データの取り扱いは各社の公式情報が最新かつ正確です。本記事は一般的な注意点の整理であり、個別のサービス仕様を保証するものではありません。

会社で使うなら「かんたんルール」を決める

細かくしすぎると守られません。まずは要点だけ決めておくと安心です。

まとめ

前提情報の整え方は AIに渡すコンテキストの作り方、ツールの選び方は 主要AIチャットの比較と選び方、全体像は AI活用 完全ガイド もどうぞ。カテゴリ一覧は AIノウハウ へ。

関連記事:AI文章ツールの選び方(3タイプ)

よくある質問(FAQ)

AIに入力してはいけない情報は何ですか?

個人情報(氏名・住所・電話・メール)、取引先名や未公開の数値、社外秘の資料、そしてパスワードやAPIキーなどの認証情報は、原則そのまま入力しないのが安全です。判断に必要ない機密は、ダミーや仮名に置き換えてから渡します。認証情報はそもそもAIに渡さないのが基本です。

入力した内容はAIの学習に使われますか?

サービスや設定によって扱いが異なります。学習に使わない設定や、業務向けプランでのデータ保護が用意されている場合もありますが、内容と条件はサービスごとに違い、更新もされます。各サービスの公式なデータ取り扱い方針(プライバシーポリシー)を確認し、会社のルールに従ってください。

無料で使う場合は特に注意が必要ですか?

プランにかかわらず、機密情報を入れない基本は同じです。そのうえで、無料・個人向けと業務向けではデータの取り扱いや設定が異なることがあります。仕事で使うなら、会社が許可したサービス・アカウントを使い、データの扱いを公式で確認したうえで運用するのが安全です。

会社でAIを使うとき、何を決めておけばいいですか?

使ってよいサービスとアカウント、入力してよい情報・ダメな情報の線引き、確認が必要なケース、問題が起きたときの連絡先などを、簡単なルールにしておくと安心です。細かくしすぎると守られないため、まずは『機密は入れない』『公式の方針を確認する』といった要点から始めるのが現実的です。