Claude Codeの始め方を、前提(ターミナル・アカウント)からインストール、認証、プロジェクトでの起動、最初の使い方まで手順で解説。現行の推奨はネイティブインストーラ。ノンプログラマーが実際に手を動かした目線で、つまずきやすい点までまとめました。
Claude Codeの始め方は「①前提を用意 → ②インストール → ③認証 → ④プロジェクトで起動」の4ステップ。現行の推奨はnpmではなくネイティブインストーラで、コマンド1〜2行で導入できます。ノンプログラマーでも、手順どおりに進めれば最初の起動までたどり着けます。
この記事は、非プログラマーの会社員が実際にClaude CodeでWebサイトやツールを作ってきた経験から、迷いやすいポイントを添えて手順化したものです。
「AIにコードを書かせる」と聞くと難しそうですが、Claude Codeの導入自体は驚くほどシンプルです。ここでは、前提の準備からインストール、認証、起動、最初のひと言までを順番に見ていきます。
実体験メモ
プログラミング未経験の私がつまずいたのは、コマンドの中身ではなく「そもそも何を、どの順番でやるのか」が分からなかった点でした。逆に言えば、順番さえ分かればコピペで進みます。導入で悩むより、まず入れて『claude』と打って、小さなタスクを1つ頼んでみるのが一番の近道でした。
始める前に:3つの前提
Claude Codeを始めるのに必要なのは、次の3つです。
- ターミナル(macOSの「ターミナル」、Windowsの PowerShell など、コマンドを打つ画面)
- 作業するコードプロジェクト(既存のフォルダでも、空のフォルダでもOK)
- アカウント(Pro/Max/Team/Enterprise のサブスク、または Console(API)アカウント。無料のclaude.aiプランには含まれません)
💡 「ターミナルを触ったことがない」人でも大丈夫。実際に打つのは数行のコマンドだけです。分からない用語は、起動後に Claude 自身へ「これはどういう意味?」と聞けます。どうしてもターミナルに抵抗がある場合は、デスクトップアプリ(macOS/Windows/Linux)やWeb版(claude.ai/code)も公式に用意されています。
対応環境の目安は次のとおりです(2026年7月時点・最新は公式ドキュメントで確認してください)。
- macOS 13以降/Windows 10 1809以降/Ubuntu 20.04以降など(Windowsはネイティブ対応が正式化されており、WSLは不要です。WSL上での利用も可能)
- メモリ4GB以上
- Node.jsはネイティブインストーラでは不要。npm方式(
@anthropic-ai/claude-code)を使う場合のみ Node.js 22以上が必要
インストール手順(現行の推奨=ネイティブインストーラ)
現在は ネイティブインストーラ が主要な導入方法です。自分の環境に合うものを1つ選んで実行します。
macOS / Linux / WSL(ターミナル)
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
Windows(PowerShell)
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
Homebrew(macOS など)
brew install --cask claude-code
WinGet(Windows)
winget install Anthropic.ClaudeCode
| 環境 | 推奨コマンド |
|---|---|
| macOS / Linux / WSL | curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash |
| Windows PowerShell | irm https://claude.ai/install.ps1 | iex |
| Homebrew | brew install --cask claude-code |
| WinGet | winget install Anthropic.ClaudeCode |
⚠️ npm 方式(
npm i -g @anthropic-ai/claude-code、Node.js 22以上が必要)も公式に用意されていますが、自動更新に対応するのはネイティブ版のみです(2026年7月時点)。特別な理由がなければネイティブインストーラを選びましょう。なお、Windowsはネイティブ対応が正式化されておりWSLは不要です(WSL上で使うことも可能)。
認証(初回ログイン)
インストールが終わったら、ターミナルで次を実行します。
claude
初回は ブラウザでのログイン を求められます。画面の案内どおりに認証すれば準備完了です。
- あとから 再認証・アカウント切り替え をしたいときは、セッション内で
/loginを使います。 - ログインでつまずいたとき(ループする・OAuthエラー・403など)は、
/doctorで診断できます(起動できない場合はシェルでclaude doctor)。
プロジェクトで起動する
作業したいプロジェクトのフォルダに移動してから起動します。
cd /path/to/your/project
claude
これで対話セッションが立ち上がり、コードベースを読みながら作業を頼めるようになります。用途に応じて、起動の仕方はいくつかあります。
| やりたいこと | コマンド例 |
|---|---|
| 対話でじっくり作業する | claude |
| 1回だけ指示して結果を得る | claude "READMEを要約して" |
| パイプで渡して処理する | tail -200 app.log | claude -p "エラーの原因を推測して" |
| 直前の会話を続ける | claude -c |
| 過去の会話を再開する | claude -r |
最初の使い方:まず何を頼む?
起動したら、いきなり大きな開発を狙わず、小さな1タスク から始めるのがおすすめです。
/initでプロジェクトを把握してもらう:コードベースを解析し、CLAUDE.md(プロジェクトの指示書)の雛形を自動生成します。/helpで使えるコマンドを見る:/を打つとコマンド一覧が出ます。- 自然言語で小さく頼む:例「このディレクトリの構成を説明して」「READMEに使い方の章を足して」。
- 差分を確認して承認する:ファイル編集の前に差分(変更内容)が提示されるので、内容を見てから承認します。
- ズレたら言葉で直す:「ここをこう変えて」と返すだけで修正してくれます。
頼み方(プロンプト)に迷ったら、無料のAIプロンプトビルダーで「目的・条件・NG」を項目ごとに整理してから伝えると、最初の指示の精度が上がります。
覚えておくと便利な、セッション内の基本コマンドはこのあたりです。
/help… 使えるコマンドを表示/init…CLAUDE.mdを生成(プロジェクトの前提を持たせる)/clear… 会話履歴をクリアして新しい会話に/model… 使うモデルの切り替え(引数なしでピッカー表示)/usage(エイリアス/cost) … トークン消費・利用量の確認/login… 再認証・アカウント切り替え/doctor… セットアップの診断
💡 モデルは「最新のClaudeモデル(Opus / Sonnet / Haiku 系など)」から選べます。多くのコーディング用途は Sonnet 系で十分、複雑な設計は Opus 系、という使い分けの考え方が公式に示されています。具体的なモデルIDや価格は変わりやすいので、
/modelコマンドや公式(claude.com/pricing)で確認してください。
料金の目安(変動前提)
課金はプランやAPIトークンの消費で決まります。Pro/Max のサブスクなら使用分はプランに含まれ、Console(API)は初回認証時に「Claude Code」ワークスペースが自動作成されて費用が集計されます。
参考として、エンタープライズ導入の平均は1開発者あたり約13ドル/稼働日、月150〜250ドルとされています(いずれも変動前提の目安で、90%のユーザーは1日30ドル未満)。個人が小さく試す範囲では、まずプランの範囲で使い勝手を確かめるのが安心です。詳しくは Claude Codeの料金・費用の目安 にまとめています。最新の料金・利用条件は必ず公式でご確認ください。
始め方でつまずきやすい点
- どの方式で入れるか迷う → まずはネイティブインストーラ(curl / irm)を選ぶ。自動更新に対応するのはネイティブ版のみ。
- ログインが通らない →
/doctor(またはclaude doctor)で診断。ループや403は「Troubleshoot installation and login」ページへ。 - 設定やMCPが効かない →
/mcpで状態確認。claude --safe-modeでカスタマイズを一時無効化して切り分け。 - 何を頼めばいいか分からない →
/initで下地を作り、「◯◯を説明して」から小さく始める。
チェックリスト形式でも整理しておきます。
- ターミナルを開ける
- アカウント(サブスク or API)を用意した
- ネイティブインストーラでインストールした
-
claudeを実行してブラウザ認証を済ませた - プロジェクトのフォルダで
claudeを起動できた -
/initと小さなタスクを1つ試した
まとめ
- Claude Codeの始め方は ①前提 → ②インストール → ③認証 → ④起動 の4ステップ。
- 現行の推奨は ネイティブインストーラ(curl / irm / Homebrew / WinGet)。npm 方式(Node.js 22以上)もあるが、自動更新はネイティブ版のみ。Windowsはネイティブ対応でWSL不要。
- 認証は
claude実行→ブラウザでログイン、切り替えは/login、困ったら/doctor。 - 最初は
/initと 小さなタスク1つ から。料金・モデル・Node.js要件などの最新情報は公式ドキュメントで確認するのが確実です。
より詳しい公式手順は Claude Code 公式ドキュメント を参照してください(旧docs.claude.comは新ドメインへ移転・リダイレクトされています)。
Claude Codeそのものの全体像は Claude Codeとは?できること・特徴の入門ガイド、具体的な活用範囲は Claude Codeでできること が分かりやすいです。非プログラマー視点の率直な感想は Claude Codeをノンプログラマーが使ってみた もどうぞ。
関連記事:Claude Codeとは?、Claude Codeの料金・費用の目安、Claude Codeでできること。カテゴリ一覧は AI活用・ノウハウ へ。
よくある質問(FAQ)
Claude Codeを始めるのに何が必要ですか?
ターミナル、作業するコードプロジェクト、そしてPro/Max/Team/EnterpriseのサブスクまたはConsole(API)アカウントの3つが前提です(無料のclaude.aiプランには含まれません)。難しい前提知識は不要で、コマンドを1〜2行実行できれば始められます。ネイティブインストーラならNode.jsは不要、npm方式を使う場合のみNode.js 22以上が必要です。
インストールはどうやりますか?
現行の推奨はネイティブインストーラです。macOS/Linux/WSLは『curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash』、Windowsは PowerShell で『irm https://claude.ai/install.ps1 | iex』、HomebrewやWinGetでも入ります。npm方式(@anthropic-ai/claude-code、Node.js 22以上)も公式にありますが、自動更新に対応するのはネイティブ版のみです。
WindowsではWSLが必要ですか?
不要です。Windows 10 1809以降でネイティブ対応が正式化されており、PowerShellで『irm https://claude.ai/install.ps1 | iex』を実行すれば導入できます(WSL上での利用も可能)。対応OSはほかにmacOS 13以降、Ubuntu 20.04以降など、メモリは4GB以上が目安です(2026年7月時点・最新は公式で確認を)。
初回のログインはどうしますか?
インストール後、ターミナルで『claude』を実行すると初回はブラウザでログインを促されます。指示に従って認証すれば準備完了です。あとからアカウントを切り替えたいときは、セッション内で『/login』を使います。
料金はどのくらいかかりますか?
課金はプランやAPIトークン消費で変わります。参考としてエンタープライズ導入の平均は1開発者あたり約13ドル/稼働日、月150〜250ドルとされますが、これは変動前提の目安です。最新の料金は公式(claude.com/pricing)でご確認ください。