妊娠後期に出てくる「後期つわり」を、原因(大きくなった子宮による胃の圧迫)・初期つわりとの違い・いつからいつまで・少しでも楽にする過ごし方・受診すべき危険サインまで整理しました。後期つわりと思っても、頭痛・むくみ・みぞおちの痛みなどは別の病気のサインのことがあります。自己判断せず、心配なときは必ず産院・かかりつけ医にご相談ください(本記事は一般的な情報で、医療の代わりではありません)。
本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。掲載の料金・条件は調査時点の情報で、変動する場合があります。最新は各公式サイトでご確認ください。
「後期つわり」は、大きくなった子宮が胃を押し上げて起こる、妊娠後期(8か月ごろ〜)の胃もたれ・胸やけ・吐き気などの不調のことです。初期のつわりとは原因が別もの。分食などの工夫で和らぎやすく、赤ちゃんが下がってくると楽になることが多いです。
ただし最重要の注意:頭痛・むくみ・みぞおちの痛みなどは「つわり」ではなく別の病気のサインのことがあります。自己判断せず、心配なときは必ず産院へ。
この記事の要点
- 後期つわり=子宮が胃を圧迫して起こる後期の胃の不調(初期とは別もの)
- 分食・寝る姿勢・服装の工夫で和らぎやすい。赤ちゃんが下がると楽に
- 頭痛・むくみ・みぞおち痛などは危険サイン。自己判断せず受診
実体験メモ(夫として)
我が家はいま、妻が妊娠後期に入ったところ。「後期つわり、また出てくるかも…」という言葉に、支える側として何ができるかを改めて調べました。できたのは特別なことではなく、「少しずつ食べられるものを用意する」「無理をさせない」「つらそうなら早めに受診をうながす」くらい。でも“頑張って食べて”は逆効果で、本人が食べられるものを、食べられるタイミングで、が正解だと感じています。※本記事は一般的な情報で、医療の代わりではありません。
後期つわりとは?(原因)
「後期つわり」は正式な医学用語ではありませんが、妊娠後期に出てくる胃の不調をこう呼ぶことがあります。主な原因は次の2つと考えられています。
- 子宮が大きくなり、胃を押し上げる:赤ちゃんの成長で子宮が大きくなると、胃が圧迫され、少量で満腹・胃もたれ・胸やけ・吐き気が出やすくなります。
- ホルモンの影響:妊娠中のホルモンで胃腸の動きがゆっくりになり、消化に時間がかかりやすくなるとされます。
初期のつわりが落ち着いた後、後期になって「また気持ち悪い」と感じるのはこのためです。
初期のつわりとの違い
| 初期のつわり | 後期つわり | |
|---|---|---|
| 時期の目安 | 妊娠5〜16週ごろ | 妊娠8か月ごろ〜臨月 |
| 主な原因 | ホルモンの変化など | 子宮が胃を圧迫(+ホルモン) |
| 出やすい症状 | 吐き気・においに敏感・眠気 | 胃もたれ・胸やけ・少量で満腹 |
| 和らぐきっかけ | 妊娠中期に入るころ | 赤ちゃんが下がる(臨月前後) |
一般的なつわり全般の症状・タイプは つわりとは?いつからいつまで にまとめています。
後期つわりを少しでも楽にする過ごし方
胃の負担を減らす工夫が中心です。無理に食べる必要はありません。
- 分食(1回を少なめに、回数を分けて食べる)
- 脂っこいもの・刺激物・炭酸は控えめに
- 食後すぐ横にならない(30分〜1時間ほど上体を起こす)
- 休むときは上体を少し高く(クッションや枕で角度をつける)
- 締めつけない服装(お腹まわりをゆったり)
- 食べられるときに食べやすいもの(冷たいもの・さっぱり系が楽な人も)
- 水分はこまめに(少量ずつ)
💡 「作るのもつらい」時期は、用意の負担を減らすのも立派な対策。少量ずつ食べられるものを常備したり、食事宅配・ミールキット や 産後の食事を楽にする方法 の準備を早めにしておくと、体調の波があっても回しやすくなります。
【重要】受診すべき危険サイン
「後期つわり」と思っても、これは別の病気のサインかもしれません
妊娠後期の胃の不調は、妊娠高血圧症候群やHELLP症候群など、母子ともに危険な病気の初期サインのことがあります。次のような症状があるときは、「つわりだから」と自己判断せず、すぐに産院・かかりつけ医に連絡してください。
- みぞおち〜右の上腹部の強い痛み(胃の痛みと感じることも)
- 強い頭痛/目がチカチカする・かすむ
- 急なむくみ(顔・手がむくむ)、急な体重増加
- 水分もほとんど取れない・吐き続ける・体重が減る(妊娠悪阻の可能性)
- 胎動が減った・感じない
- 出血・激しい腹痛
⚠️ 特に「上腹部(みぞおち)の痛み+頭痛+むくみ」がそろうときは緊急性が高いことがあります。迷ったら受診・電話相談を。「大げさかな」と我慢しないでください。夜間・休日の連絡先も、母子手帳や産院の案内で先に確認しておくと安心です。
パートナー・家族ができること
- “頑張って食べて”は逆効果。本人が食べられるものを、食べられるときに。
- 家事・食事の用意を代わる(少量で食べやすいものを用意)。
- 危険サインを一緒に把握し、つらそうなときは早めの受診をうながす。
- 出産が近い時期。あわせて 入院準備リスト や 出産前に準備すべきこと完全版 の最終確認も。
まとめ
- 後期つわりは 子宮が胃を圧迫して起こる後期の胃の不調(初期とは別もの)。
- 分食・寝る姿勢・服装の工夫で和らぎやすく、赤ちゃんが下がると楽になることが多い。
- 頭痛・むくみ・みぞおち痛・胎動減少などは危険サイン。自己判断せず必ず受診。
- 無理をせず、家族で支えて。心配なときはいつでも産院に相談を。
本記事は一般的な情報の整理であり、診断・治療を目的とした医療アドバイスではありません。症状の感じ方・経過には個人差があります。気になる症状があるときは、必ず産院・かかりつけ医にご相談ください。
関連記事:つわりとは?いつからいつまで/産後の食事を楽にする方法/出産の入院準備リスト/出産前に準備すべきこと完全版。カテゴリ一覧は 子育て・ベビー用品 へ。
よくある質問(FAQ)
後期つわりはいつから始まっていつまで続きますか?
妊娠後期(8か月ごろ〜)に出てくることが多いとされています。大きくなった子宮が胃を圧迫することが主な原因と考えられ、赤ちゃんが下(骨盤の方)に下がってくる臨月前後になると、胃の圧迫がやわらいで楽になる人が多いです。ただし個人差が大きいため、あくまで目安として、つらいときは産院にご相談ください。
後期つわりと初期のつわりは何が違いますか?
初期のつわりは妊娠にともなうホルモン変化などが関係するとされ、妊娠12〜16週ごろに落ち着くことが多いです。一方、後期つわりは主に『大きくなった子宮が胃を押し上げること』で起こる、胃もたれ・胸やけ・吐き気・少量で満腹になるといった不調で、原因もタイミングも異なります。呼び名は同じ『つわり』ですが、別のものと考えると分かりやすいです。
後期つわりを少しでも楽にする方法はありますか?
『少量を何回かに分けて食べる(分食)』『脂っこいもの・刺激物・炭酸を控えめに』『食後すぐ横にならない』『上体を少し高くして休む』『締めつけない服装』などが、胃の負担を減らすのに役立つとされます。無理に食べる必要はなく、食べられるものを少しずつで大丈夫です。つらいときは我慢せず産院に相談してください。
後期つわりだと思っても受診したほうがいいのはどんなときですか?
水分もほとんど取れない・吐き続ける・体重が減る場合や、『みぞおち〜右の上腹部の強い痛み』『頭痛』『目がチカチカ・かすむ』『急なむくみ』『胎動が減った』『出血や激しい腹痛』などがあるときは、後期つわりではなく別の病気(妊娠高血圧症候群・HELLP症候群など)のサインのことがあります。自己判断せず、すぐに産院・かかりつけ医に連絡してください。