出産前の「水通し」を徹底解説。なぜ必要か(糊や汚れを落とし吸水性を上げる)、いつやるか(産前休暇〜臨月前が目安)、洗剤は使う?大人と分ける?、洗い方・干し方・保管のコツ、水通しリストまで。初めての出産準備でも迷わない手順でまとめました。肌への合う合わないは個人差があるため、気になる場合は産院にご相談ください。
水通しは「新品の服の糊やホコリを落として、肌ざわりと吸水性を良くする」ための出産準備です。やり方はシンプルで、洗濯槽を掃除→水またはぬるま湯で洗う→日光でしっかり乾かす→ホコリを避けて保管の4ステップ。体調が読めない臨月前に、天気の良い日を選んで済ませておくのがおすすめです。
この記事の要点
- 目的は 糊・ホコリを落として肌ざわり&吸水性アップ
- 時期は 産休〜臨月前(体調のよい早め)
- 手順は 槽の掃除→水洗い→天日干し→保管 の4ステップ
この記事の立ち位置
いま妻が第一子を妊娠中で、2026年10月に娘が生まれる予定です。水通しはこれから行う側なので、「やってみてこうだった」は書けません。そのかわり、準備を進めながら調べていて何度も出てきたのが「干す場所が足りなくなる」という話でした。50〜60サイズの肌着やカバーオールは1枚が小さくても枚数が多く、ハンガーやピンチが想像以上に要るとのこと。わが家ではベビーハンガーを先に用意してから水通しに取りかかる段取りにしています。
水通しとは?(3つの目的)
「水通し」は、赤ちゃんが着る前に新品の衣類を一度洗っておく出産準備の定番です。
| 目的 | 理由 |
|---|---|
| 糊(のり)を落とす | 新品の服は形を保つため糊付けされていることがあり、落とすと肌ざわりが柔らかくなる |
| 吸水性を上げる | 糊が落ちると汗を吸いやすくなる。よく汗をかく赤ちゃんのあせも対策にも |
| ホコリ・汚れを落とす | 製造・輸送・陳列でついた見えない汚れを流す |
「やらないとダメ?」と聞かれれば義務ではありませんが、手間の割に効果が分かりやすい準備なので、やっておくのが定番になっています。
いつやる?(タイミングの目安)
- おすすめ時期:産前休暇に入ってから〜臨月に入る前(34〜36週ごろまで)
- 理由:臨月は体調が読みにくく、急な入院もあり得るため。動けるうちに早めにが鉄則
- 天気の良い日を選ぶと、外干しでカラッと乾いて気持ちよく仕上がります
💡 セール等で服を買い足したら、そのつど水通ししておくと直前に慌てません。
水通しのやり方(4ステップ)
① 洗濯槽をきれいにする
洗濯槽の裏側の汚れが移らないよう、洗濯槽クリーナーで槽洗浄しておくと安心です(日頃から掃除している場合は省略可)。
② 水(またはぬるま湯)で洗う
- 赤ちゃんの物だけで洗う(大人の物と分ける)
- 洗濯機の「ソフト/手洗いコース」または手洗いでOK
- 洗剤はなしでも可。使う場合は赤ちゃん用(無添加系)を少量。柔軟剤は最初は避けるのが無難
- 紐のあるスタイやドレスは洗濯ネットに入れると絡み防止に
③ 日光でしっかり乾かす
- 風通しの良い場所で天日干しが気持ちよい(紫外線による乾燥・消臭も期待)
- 小さい服が多いのでベビーハンガー・ピンチハンガーがあると効率的
- 花粉や黄砂が気になる時期・地域は部屋干し+乾燥でも問題ありません
④ ホコリを避けて保管
- 完全に乾いたら、フタ付きケースやチャック袋へ
- サイズ・種類別に分けておくと、産後すぐ取り出せて便利
- 入院バッグに入れる分(退院時の服など)は先に取り分けておく
水通しする物リスト
| 分類 | アイテム例 |
|---|---|
| 肌着 | 短肌着・コンビ肌着・長肌着 |
| ウェア | カバーオール・ドレスオール・退院時の服 |
| 布小物 | スタイ・ガーゼハンカチ・帽子・ミトン |
| 寝具まわり | 掛け布団カバー・シーツ・おくるみ・タオルケット |
| お風呂まわり | バスタオル・沐浴ガーゼ |
肌着の種類やサイズ選びは ベビー服・肌着の選び方 で詳しく解説しています。
よくある疑問・つまずき
- 「洗ったらシワシワに…」:干すときに軽く振って形を整えるだけでかなり違います。
- 「水通し後に買い足した服は?」:着せる前にそのつど水通しでOK。
- 「洗濯機が古くて心配」:槽洗浄をしてから、気になるならベビーバスや洗面台での手洗いでも十分です。
- 「柔軟剤を使ってしまった」:神経質になりすぎなくて大丈夫。気になるなら水でもう一度すすぎを。
⚠️ 肌への合う・合わない(洗剤等)は個人差があります。肌トラブルが出た場合や心配な場合は、産院・小児科にご相談ください。
まとめ
- 水通しの目的は 糊・ホコリを落として肌ざわり&吸水性アップ。
- 臨月前の体調のよい日・天気のよい日に早めに。
- 手順は 槽の掃除→水洗い→天日干し→フタ付き保管 の4ステップ。
- 買い足した服はそのつど水通しすれば直前に慌てない。
関連記事:出産準備はいつから・何を?完全ガイド/出産・入院の準備/ベビー服・肌着の選び方/新生児に本当に必要なものリスト。カテゴリ一覧は 子育て・ベビー用品 へ。
よくある質問(FAQ)
水通しはなぜ必要ですか?
新品の服には製造時の糊(のり)やホコリが付いていることがあり、洗うことで肌ざわりと吸水性が良くなります。汗をよく吸うことは、あせも対策の面でも大切です。生まれたての肌はデリケートなので、一度洗ってから着せるのが定番の準備とされています。
水通しはいつやればいいですか?
産前休暇に入ってから〜臨月に入る前(妊娠34〜36週ごろまで)に済ませる人が多いです。切迫早産などで急に入院になる場合もあるため、体調の良いうちに早めに済ませておくと安心です。天気の良い日を選ぶと乾きも気持ちよく仕上がります。
洗剤は使ったほうがいいですか?水だけ?
新品の糊を落とす目的なら水やぬるま湯だけでも構いませんが、汚れが気になる場合は赤ちゃん用(無添加系)洗剤を少量使う方法もあります。大人用の洗剤や柔軟剤は香料・添加物が強いものもあるため、最初は避けるのが無難です。肌に合うかは個人差があるので、心配な場合は産院に相談を。
大人の洗濯物と分けるべきですか?
水通しの段階では、洗濯槽の汚れ移りを避けるため「洗濯槽クリーナーで槽を掃除→赤ちゃんの物だけで洗う」のが定番です。生まれた後いつまで分けるかは家庭により、肌の様子を見ながら徐々に一緒にしていくご家庭が多いです。