家づくり・注文住宅

新築の収納計画で後悔しない【保存版】量・場所・可動棚の決め方

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新築の収納は『量』だけでなく『場所と使いやすさ』で決まります。実際に注文住宅を建てた経験から、家じゅうの収納の考え方、後悔しやすいポイント、可動棚や玄関・パントリー収納のコツを整理。打ち合わせ前のチェックリスト付きです。

結論

収納は「総量」より「場所と使いやすさ」。使う場所の近くに分散し、出しっぱなしになりがちな物の定位置を先に決めるのが後悔しないコツです。迷う場所は高さを変えられる可動棚にしておくと、暮らしの変化に対応できます。

この記事は、実際に注文住宅を建てた経験から、家じゅうの収納で後悔しないための考え方をまとめたものです。

「収納はたくさん作ったのに、なぜか物が片付かない」——これは“量”だけを増やして“場所と使いやすさ”を詰めなかったときに起きがちです。使う場所の近くに、取り出しやすくが基本です。

実体験メモ

「収納はたくさん作ったのに片付かない」を避けるため、我が家は“何をどこにしまうか”を1つずつ決めてから収納を計画しました。とくに効いたのは、玄関のベビーカー・傘の定位置と、洗濯動線上のタオル収納。逆に、奥行きを深くしすぎたパントリーは奥が死蔵気味に。量より「場所と使いやすさ」を実感しています。

収納計画の考え方:量より「場所と動線」

LDK リビング収納 キッチン パントリー 洗面・脱衣 タオル・洗剤 玄関 土間収納 寝室 WIC
収納は“使う場所のすぐそば”に。移動ゼロで戻せる配置が、片付く家の基本。

💡 「何をどこにしまうか」を1つずつ決めると、同じ量でも片付く家になります。

場所別の収納のコツ

玄関

ベビーカー・傘・アウトドア用品などかさばる物が置けるか。シューズクロークは棚のピッチ(高さ間隔)が変えられると靴以外も入れやすい。

リビング

書類・文房具・薬・充電器など細々した物の定位置を。リビング階段下や壁面収納が活躍します。

キッチン・パントリー

背面収納の量、パントリーの奥行きと棚高さ。奥行きがありすぎると奥が死蔵になりがちなので注意。

✕ 奥行きが深い 手前しか使わない 奥は死蔵ゾーン ○ 浅い×広い面 全部が“手前”=一目で見える
パントリーは「奥行き浅め×壁面を広く」。深い棚の奥は、結局使わなくなりがち。

洗面・脱衣

タオル・洗剤・着替えのストック。洗濯動線上にしまえると家事が楽になります。

寝室・クローゼット

布団・毛布・スーツケースなど大物の置き場。ウォークインは可動棚+ハンガーパイプの高さがポイント。

上段:布団・季節物・使用頻度低 中段:ハンガーパイプ(丈に合わせ高さ調整) 下段:引き出し収納 スーツケース
WICは「上段=大物/中段=パイプ/下段=引き出し・スーツケース」の3段発想で無駄なく。

子ども部屋

成長で使い方が変わるので、可動式で対応。将来の間仕切りも見越して。

しまう物 × 最適な収納場所(対応表)

「何を・どこに」を決めると、同じ量でも片付く家になります。代表的な対応の目安です。

しまう物向く場所ポイント
日用品ストックパントリー・納戸奥行きは浅めが取り出しやすい
掃除機・掃除用品階段下・各階に分散充電場所+コンセントを確保
書類・文房具・薬リビング収納細々した物の定位置に
来客用布団・毛布寝室・WIC上部大物は高め&奥行きを確保
スーツケース・季節家電納戸・WIC使用頻度が低い物は奥/上へ
コート・上着玄関クローク帰宅動線上に
ベビーカー・傘・アウトドア玄関土間収納かさばる物の定位置
タオル・洗剤ストック洗面・脱衣収納洗濯動線上に

可動棚 vs 造作収納の使い分け

可動棚造作収納
高さ調整◎ 変えられる△ 固定
コスト○ 抑えやすい△ かかる
見た目・納まり◎ 整う
向く場所用途が変わる場所見せる/納まり重視
可動棚=あとから変えられる 穴に合わせて棚板を移動 造作収納=ぴったり美しい 空間に合わせ固定
可動棚は“変化に強い”、造作は“納まりが美しい”。用途が変わる場所は可動棚が無難。

迷ったら可動棚が無難。子どもが小さいうちは別買いの収納で対応し、生活が固まってから造作や買い足しを検討する手もあります。

後悔しやすいポイント

打ち合わせ前チェックリスト

引き渡し時の収納まわりの確認は 新築の引き渡し前チェックリスト も参考にどうぞ。

まとめ

よくある質問(FAQ)

新築の収納はどれくらい必要ですか?

家族構成や持ち物で変わりますが、『今ある物+将来増える物』を前提に、使う場所の近くへ分散して配置するのが基本です。総量だけでなく『どこに・何を・どう取り出すか』まで決めると、量が同じでも使いやすさが大きく変わります。

収納で後悔しやすいポイントは?

玄関にベビーカーや傘を置けない、布団・スーツケースの置き場がない、リビングに書類・文房具をしまう場所がない、季節物の収納が足りない、などです。『出しっぱなしになりがちな物』の定位置を先に決めると後悔が減ります。

可動棚と造作収納はどちらがいいですか?

可動棚は高さを変えられて汎用性が高く、コストも抑えやすいのが利点です。造作は見た目や納まりが整いますが費用がかかります。子どもの成長などで使い方が変わる場所は可動棚、見せる場所や納まり重視の場所は造作、と使い分けると失敗しにくいです。

収納はあとから増やせますか?

市販の収納家具で増やすことは可能です。最初から造り込みすぎず、子どもが小さいうちは別買いの収納で対応し、生活が固まってから造作や買い足しを検討する、という考え方も有効です。コンセント位置だけは家具配置を見越して確保しておきましょう。