家づくり・注文住宅

注文住宅はいつ建てる?平均年齢47.8歳と40.1歳【2026年】

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「そろそろ建てるべきか、まだ早いか」を迷う人へ。住宅金融支援機構『2025年度フラット35利用者調査』(2026年7月24日公開)で、注文住宅の平均年齢は47.8歳、土地付注文住宅は40.1歳。土地から買う人は中央値37歳、30代が39.0%です。年齢の全分布と建てた理由まで開きます。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。掲載の料金・条件は調査時点の情報で、変動する場合があります。最新は各公式サイトでご確認ください。

結論

「いつ建てるか」を年齢で答えようとすると、必ず外れます。住宅金融支援機構『2025年度 フラット35利用者調査』(2026年7月24日公開)で、注文住宅の平均年齢は47.8歳、土地付注文住宅は40.1歳。同じ「注文住宅」でも7.7歳違います(中央値は46歳と37歳で9歳差)。

この2つを分けているのは年齢ではなく、土地を持っているかどうかです。土地がまだ決まっていないなら、あなたが見るべきは土地付注文住宅のほう。30代が39.0%、39歳以下で57.6%です。そして建てた理由の1位は「住宅が狭い」56.2%でした。

この記事でわかること

実体験メモ

先に立場を書きます。私は土地を新たに購入して積水ハウスで注文住宅を建て、そこに住んでいます。土地探し・資金計画・住宅ローン・引き渡しまで、施主として一通り通過しました。GX志向型住宅の補助金(当時の額で160万円)も受け取っていて、予算の上限に達する直前でぎりぎり通ったという経緯です。制度も金額も年度で変わるので、最新は必ず公式の窓口で確認してください。
この記事のデータでいうと、私は「土地付注文住宅」の側にいた人間です。土地が決まっていない状態から始めたので、この記事を読んでいるあなたと出発点が同じでした。そのうえで、私が何歳のときに建てたか、いくらかかったかは書きません。公開できる形の記録がなく、記憶で書けば必ず盛るからです。ただ一つだけ言えるのは、着工までの時期を決めていたのは私の希望ではなく、土地が出るタイミングと補助金の締切だったということです。「いつ建てるか」は、思っているほど自分で決められません。

この記事の数字の扱いについて

本文の数値は、すべて住宅金融支援機構が公開している集計表(xlsx)と調査の概要(PDF)を直接開いて集計したものです。口コミやまとめ記事の数字、出典のない「◯%が後悔」の類は使っていません。構成比は件数÷集計件数を小数第1位に丸めているため、合計が100.0%にならない場合があります。そしていちばん大事なこととして、この記事は「あなたが今建てるべきか」を判定するものではありません。建てる時期の適否は、収入の見通し・家族の状況・土地の巡り合わせ・制度の期限で変わります。資金計画や返済計画は必ず金融機関やファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談ください。

先に読んでほしい、3つの但し書き

ここを飛ばすと、あとの数字を全部読み違えます。

1. 母集団は「フラット35の利用者」であって、住宅を取得した人全体ではない

この調査は、2025年4月から2026年3月までに機構が買取り又は保険付保の承認を行った案件(借換えに係るものを除く)のうち35,553件の集計です。内訳は注文住宅3,889件・土地付注文住宅7,733件・建売住宅8,345件・マンション2,823件・中古戸建7,296件・中古マンション5,467件。全期間固定金利のフラット35を選んだ人の集まりで、変動金利の民間ローン利用者や現金取得者は含まれていません。「日本人の平均年齢」ではなく「フラット35で家を建てた人たちの年齢分布」として読んでください。

2. 「注文住宅」と「土地付注文住宅」は、借入の範囲による区分

この記事の全体がこの定義に乗っています。調査の用語解説では、こう書かれています。

つまり「注文住宅」のほうは、土地をすでに持っている人・相続した人・建て替えの人・土地代を自己資金や別の借入でまかなった人が混ざる区分です。一般語の「注文住宅」とは範囲が違います。

3. 年齢差の理由は、この調査からは分からない

先に結論を書いておくと、7.7歳の差がなぜ生まれているのかを、この調査は説明していません。上の定義の違い(土地を持っているか、土地代を別の形で用意できたか)が効いている可能性は高いのですが、それを裏づける設問はありません。自己資金の状況も、親から土地を引き継げるかどうかも、人によって違います。この記事が言えるのは「差がある」ところまでです。

土地から買う人の年齢分布(土地付注文住宅・n=7,733)

まず、この記事を読んでいるあなたに近い側から開きます。土地も建物もこれから、という人です。

第2表「年齢」の全国行を、そのまま表にします。

年齢件数構成比累積
24歳以下2092.7%2.7%
25〜29歳1,22915.9%18.6%
30〜34歳1,67421.6%40.2%
35〜39歳1,34417.4%57.6%
40〜44歳1,03913.4%71.1%
45〜49歳6678.6%79.7%
50〜54歳4515.8%85.5%
55〜59歳4135.3%90.9%
60〜64歳2833.7%94.5%
65歳以上4245.5%100.0%

出典:住宅金融支援機構『2025年度 フラット35利用者調査』土地付注文住宅・第2表(全国/7,733件)。中央値37歳、平均40.1歳、標準偏差12.2歳。構成比は件数÷7,733。

最多は30〜34歳の21.6%。平均の40.1歳ではありません。次が35〜39歳の17.4%、その次が25〜29歳の15.9%です。

まとめ直すと、こうなります。

30代が4割弱で、そこに明確な山があります。39歳以下まで広げると57.6%。土地から買う人の6割弱が30代までに動いている、というのがこの表の言っていることです。

ただし、逆側も見てください。40歳以上が42.4%、50歳以上でも20.3%います。65歳以上も424件・5.5%。中央値37歳は「多数派の位置」であって、それを過ぎたら手遅れという線ではありません。標準偏差12.2歳という数字が示すとおり、この集団はかなり幅があります。

土地を持っている人の年齢分布(注文住宅・n=3,889)

次に、もう一方の区分です。土地取得費をフラット35で借りていない人たち。

年齢件数構成比累積
24歳以下401.0%1.0%
25〜29歳2686.9%7.9%
30〜34歳45011.6%19.5%
35〜39歳53413.7%33.2%
40〜44歳47912.3%45.5%
45〜49歳44311.4%56.9%
50〜54歳38810.0%66.9%
55〜59歳39110.1%77.0%
60〜64歳3468.9%85.9%
65歳以上55014.1%100.0%

出典:住宅金融支援機構『2025年度 フラット35利用者調査』注文住宅・第2表(全国/3,889件)。中央値46歳、平均47.8歳、標準偏差13.8歳。構成比は件数÷3,889。

こちらは形がまるで違います。最多階級が65歳以上(14.1%)で、しかもそれ以外の階級が10〜14%の間に並んでいます。山がないのです。

年代別に均すと、その平坦さがよく分かります。

年代注文住宅土地付注文住宅
29歳以下7.9%18.6%
30代25.3%39.0%
40代23.7%22.1%
50代20.0%11.2%
60歳以上23.0%9.1%

土地付注文住宅は30代に39.0%が集中しているのに対し、注文住宅は30代25.3%・40代23.7%・60歳以上23.0%・50代20.0%とほぼ横一線。29歳以下だけが7.9%と薄い。

読み方はひとつではありませんが、「土地の心配がない人は、建てる時期が年齢に縛られにくい」という説明とは矛盾しません。ただし前述のとおり、調査は理由を聞いていないので、これは仮説どまりです。

7.7歳の差が意味していること、していないこと

改めて、2つの区分を並べます。

指標注文住宅(3,889件)土地付注文住宅(7,733件)差
平均年齢47.8歳40.1歳7.7歳
中央値46歳37歳9歳
標準偏差13.8歳12.2歳1.6歳
39歳以下の割合33.2%57.6%24.4pt
50歳以上の割合43.1%20.3%22.8pt

39歳以下が33.2%と57.6%。50歳以上が43.1%と20.3%。同じ「注文住宅を建てた人」と呼ばれている集団が、ここまで違います。

この差が意味していることは、ひとつだけです。「注文住宅の平均年齢は◯歳」という一文を、自分の参照値にしてはいけない。土地を持っていない人が47.8歳を基準にすれば「まだ10年ある」と読み違えますし、逆に40.1歳を絶対視すれば「もう遅い」と思い込むことになります。自分がどちらの表を見るべきかを先に決める。それがこの記事のいちばんの実用部分です。

そして、この差が意味していないことも書いておきます。

年収の分布については、この記事では扱いません。同じ調査の年収データは 注文住宅は年収いくらから? に分けてまとめてあります(世帯年収は注文住宅が平均718.9万円・中央値603.3万円、土地付注文住宅が平均742.2万円・中央値651.8万円)。年齢と年収を同じ記事で混ぜると、どちらの話をしているのか分からなくなるので、意図的に分けています。

みんな「建てたくなったから」建てているわけではない

ここからが、タイミングの話の本体です。

同じ調査の第8表に「住宅の必要理由」があります。全国の集計はこうでした(件数の合計が総計と一致する形で集計されています)。

必要理由土地付注文住宅構成比注文住宅構成比
住宅が狭い4,34356.2%1,12829.0%
住宅が古い91211.8%1,68343.3%
結婚6588.5%1644.2%
環境が悪い3344.3%1163.0%
家賃が高い2663.4%631.6%
世帯を分ける(結婚を除く)2493.2%1914.9%
通勤・通学に不便1522.0%391.0%
立退き要求390.5%250.6%
その他78010.1%48012.3%

出典:同調査・第8表(全国/土地付注文住宅7,733件、注文住宅3,889件)。構成比は件数÷各集計件数。

土地付注文住宅の1位は「住宅が狭い」で56.2%。半分を超えています。2位の「住宅が古い」11.8%を44.4ポイント引き離した、圧倒的な1位です。

一方、注文住宅(土地を持っている側)の1位は「住宅が古い」43.3%。ここでも順位が入れ替わります。

この表に、「もっといい家に住みたい」「理想の家を建てたい」といった前向きな動機の選択肢はありません。選択肢そのものが、狭い・古い・環境が悪い・家賃が高いといった不足で構成されています。設問の作りがそうなっている、という点は割り引いて読む必要がありますが、それでも読み取れることがあります。

この設問は不足を問う選択肢だけで構成されているため、「願望で建てた人」はそもそも計上されません。言えるのは、選ばれた理由の上位が今の住まいの不足だったところまでです。

「そろそろ建てるべきか、まだ早いか」と迷っている段階の人にとって、これはむしろ気が楽になる事実だと思います。選択肢として並んでいるのは、いずれも今の住まいの不足です。そして「結婚」8.5%より「住宅が狭い」56.2%が圧倒的に多いことから、ライフイベントそのものより、そのあとに来る手狭さのほうが引き金になりやすいという順序も見えます。

家族数はほとんど同じ。違うのは「今の家の広さ」

では、手狭さは何で決まっているのか。家族の人数から見ます。第4表「家族数」です。

家族数土地付注文住宅注文住宅
1人4.0%4.7%
2人25.8%22.7%
3人26.9%26.9%
4人26.3%25.0%
5人11.5%12.3%
6人3.9%5.2%
7人以上1.7%3.3%
中央値/平均3人/3.3人3人/3.5人

出典:同調査・第4表(全国)。家族数は「利用者を含む入居予定家族人員の合計」。

ほとんど同じです。中央値はどちらも3人、平均は3.3人と3.5人。7.7歳も年齢が違うのに、入居予定の家族人数はほぼ変わりません。

つまり、手狭さを生んでいるのは家族の人数の差ではないということになります。では何か。前に住んでいた家です。第10表「従前住宅の面積」を見ます。

指標土地付注文住宅注文住宅差
従前住宅の面積(中央値)60.0㎡88.6㎡28.6㎡
従前住宅の面積(平均)74.0㎡99.4㎡25.4㎡
新居の住宅面積(中央値)106.0㎡111.4㎡5.4㎡
新居の住宅面積(平均)110.3㎡118.4㎡8.1㎡

出典:同調査・第10表(従前住宅の面積)、第11表(住宅面積)。住宅面積はバルコニー部分を除いた専有面積。

同じくらいの人数の家族が、60.0㎡に住んでいるか、88.6㎡に住んでいるか。ここが違います。そして建てたあとの面積は106.0㎡と111.4㎡で、差は5.4㎡まで縮まります。

中央値どうしを引き算しないでください

上の表で「土地付注文住宅は60.0㎡から106.0㎡へ46.0㎡増えた」と読むのは正しくありません。従前住宅の面積の中央値と、新居の住宅面積の中央値は、それぞれ別々に並べ替えて求めた値です。同じ世帯の前後を追跡した差ではないため、1世帯あたりの増加分としては読めません。言えるのは「集団として、前に住んでいた家の広さの水準が違う」ところまでです。

前に住んでいた家の種類(第9表)を見ると、この違いの背景がもう少し見えます。

従前住宅の種類土地付注文住宅注文住宅
民間借家(民間木造アパートを除く)38.3%20.5%
民間木造アパート25.4%14.9%
持家15.9%32.3%
親族の家に居住13.7%27.9%
社宅・官舎3.1%2.3%
公営住宅2.5%1.6%
公団・公社等賃貸住宅0.9%0.4%
借間・下宿0.1%0.1%
(うち賃貸系の合計)70.3%39.8%

出典:同調査・第9表(全国)。「賃貸系の合計」は公営住宅・公団公社等賃貸住宅・民間木造アパート・民間借家・借間下宿・社宅官舎の合計として当サイトで算出。

土地から買った人の70.3%が賃貸から出てきています。対して土地を持っている側は、持家32.3%と親族の家27.9%で6割。

賃貸のアパート・マンションは、家族が増えたときに広げられません。「住宅が狭い」56.2%という1位は、この構造とつながっていると考えると筋が通ります。ただし調査にクロス集計はないため、確かめられてはいません。逆に、持家や親族の家に住んでいる人は、狭さより「古さ」(43.3%)が先に来る。同じ調査の中で、理由の順位がきれいに入れ替わっているのはそのためだと考えると筋が通ります。

地域によっても違う(土地付注文住宅の中央値)

もうひとつ、平均を一つの数字で覚えないための材料です。土地付注文住宅の年齢を地域別に見ると、こうなります。

地域集計件数中央値平均
全国7,73337歳40.1歳
三大都市圏4,01937歳39.7歳
その他地域3,71438歳40.6歳
北海道33036歳39.8歳
東北61538歳41.0歳
北関東信越66138歳41.0歳
南関東2,28837歳40.1歳
東海56637歳40.6歳
北陸10538歳40.4歳
近畿1,59836歳38.9歳
中国25038.5歳40.4歳
四国21637.5歳40.1歳
北部九州60137歳39.6歳
南九州50339歳42.3歳

出典:同調査・土地付注文住宅 第2表(地域別)。地域区分は調査の定義による。

中央値の幅は36歳(近畿・北海道)から39歳(南九州)まで、3歳ほどです。地域差はあるものの、年齢の差(7.7歳)ほど大きくはありません。土地を持っているかどうかのほうが、住んでいる地域よりも効いているという見え方になります。

なお、注文住宅(土地を持っている側)の地域別中央値は42.5歳(北陸・n=58)から50歳(東北・n=402)まで開きます。件数の少ない地域の値は振れやすいので、小さいnの数字を根拠に地域を語らないでください。地域ごとの建設費の水準は 注文住宅の建築費ランキング に都道府県別でまとめてあります。

「何歳までに」を考えるときの材料(償還期間)

年齢の話をすると、必ず「何歳までに建てないと間に合わないのか」という質問になります。この記事では線を引きません。代わりに、材料だけ置きます。

第24表「償還方法・償還期間」の全国値です。

指標土地付注文住宅注文住宅
償還期間の中央値35年35年
償還期間の平均36.9年31.0年
31年以上の割合89.1%64.3%
20年以下の割合4.3%23.2%

出典:同調査・第24表(全国)。31年以上・20年以下の割合は元利均等償還と元金均等償還の件数を合算し、当サイトで各集計件数で除して算出。

中央値はどちらも35年で同じ。ですが、平均では土地付注文住宅36.9年に対して注文住宅31.0年と、5.9年短くなっています。31年以上の割合も89.1%と64.3%で開きます。

年齢が高い注文住宅のほうが、償還期間は短い傾向にある——事実としてはここまでです。理由は調査に書かれていません。年齢の制約かもしれませんし、土地代がない分だけ借入額が小さくて短くできたのかもしれません。どちらとも言えません。

年齢と住宅ローンについて、この記事が言えないこと

借入できる年齢の上限、完済時年齢の条件、審査の基準は金融機関や商品ごとに異なります。この記事はフラット35利用者の実績分布を示しているだけで、条件を説明するものではありません。また「◯歳までに建てるべき」という結論も出しません。返せる額と返せる期間は、収入の安定性・他の借入・教育費・退職後の見通しで変わります。具体的な返済計画と借入条件は、必ず金融機関やファイナンシャルプランナーなどの専門家にご確認ください。補助金・税制(住宅ローン控除等)も年度で変わるため、最新の内容は所管の公式サイトで確認してください。

土地も決まっていない今、できること

ここまでのデータをまとめると、「いつ建てるか」を決めているのは主に3つでした。

  1. 土地を持っているかどうか(7.7歳の差の正体はここにある可能性が高い)
  2. 今の住まいが足りているかどうか(土地から買う人の1位は「住宅が狭い」56.2%)
  3. 前に住んでいたのが賃貸かどうか(土地から買う人の70.3%が賃貸から)

裏返すと、あなたが今この段階でできることは、年齢を数えることではありません。

やること1:自分がどちらの表を見る人なのかを確定させる

親の土地を使える見込みがあるのか、完全に土地から買うのか。ここが決まらないと、参照すべき年齢も金額も全部変わります。土地を新たに買うなら、この記事で見た土地付注文住宅の数字(中央値37歳)のほうです。私自身もこちら側でした。

やること2:今の住まいが「いつ足りなくなるか」を先に見積もる

必要理由の1位が「住宅が狭い」56.2%だったということは、多くの人は足りなくなってから動いているということです。土地探しから引き渡しまでには時間がかかります。足りなくなってから探し始めれば、その間ずっと窮屈なまま過ごすことになります。家族が増える予定があるなら、狭くなる時期から逆算するほうが理にかなっています。

やること3:時期を決める前に、全体の流れを一度通しで見る

土地探し・依頼先選び・資金計画・契約・着工・引き渡しの順番と、それぞれにかかる時間を知らないまま「いつ建てるか」を考えても、答えは出ません。流れは 家づくりの進め方 完全ロードマップ に6ステップでまとめてあります。予算感を先に知りたい場合は 注文住宅の建築費ランキング、年収の位置を測るなら 注文住宅は年収いくらから? をどうぞ。建てた人が実際にどこで妥協し、何に不満が残ったかは 注文住宅の後悔は本当に多い? に国の調査でまとめました。

私の経験でいえば、着工の時期を実質的に決めたのは、土地が売りに出るタイミングと補助金の締切でした。自分の希望で「来年の春に建てよう」と決めた記憶はありません。時期は選ぶものというより、条件がそろった瞬間に動けるかどうかの問題でした。動ける状態を先に作っておくほうが、何歳が適齢かを考えるより実用的です。

この記事で断定していないこと

まとめ

出典(いずれも2026年8月時点で原本を開いて確認)

※構成比・累積・年代別の合算値は、上記xlsxの件数を各集計件数で割り小数第1位に丸めた値です。統計は年度ごとに更新されるため、最新値は必ず住宅金融支援機構の公式ページでご確認ください。住宅ローンの金利・借入条件、補助金や税制の内容は年度・個別条件で変わります。判断が必要な場面では金融機関や専門家にご相談ください。

関連記事:注文住宅は年収いくらから?/注文住宅の建築費ランキング/注文住宅の後悔は本当に多い?/家づくりの進め方 完全ロードマップ。カテゴリ一覧は 家づくり・住まい へ。

よくある質問(FAQ)

注文住宅は何歳くらいで建てる人が多いですか?

住宅金融支援機構『2025年度 フラット35利用者調査』(2026年7月24日公開)では、注文住宅(集計3,889件)の平均年齢が47.8歳・中央値46歳、土地付注文住宅(7,733件)は平均40.1歳・中央値37歳でした。同じ「注文住宅」という言葉でも、土地取得費をフラット35で借りているかどうかで区分が分かれ、平均で7.7歳・中央値で9歳の差があります。これから土地も買う予定なら、見るべきは土地付注文住宅の40.1歳のほうです。ただし母集団はフラット35の利用者であり、住宅を取得した人全体ではありません。

土地から買う場合、何歳の人が多いのですか?

同じ調査の土地付注文住宅(7,733件)の年齢分布では、最も多い階級が30〜34歳の1,674件・21.6%、次が35〜39歳の1,344件・17.4%、その次が25〜29歳の1,229件・15.9%でした。30代だけで39.0%、39歳以下まで広げると57.6%になります。一方で50歳以上も20.3%おり、65歳以上も424件・5.5%います。中央値は37歳ですが、幅の広い集団です。

土地をすでに持っている場合はどうですか?

土地取得費をフラット35で借りていない「注文住宅」(3,889件)は、平均47.8歳・中央値46歳です。年齢分布に大きな山がなく、30代25.3%・40代23.7%・50代20.0%・60歳以上23.0%とほぼ横並びで、最多階級は65歳以上の550件・14.1%でした。土地の心配がない分、建てる時期が年齢に縛られにくい集団だと読めますが、調査は理由を聞いていないため断定はできません。

みんなどんなきっかけで建てているのですか?

同じ調査の第8表「住宅の必要理由」では、土地付注文住宅(7,733件)の最多が「住宅が狭い」4,343件・56.2%で、以下「住宅が古い」912件・11.8%、「結婚」658件・8.5%、「環境が悪い」334件・4.3%、「家賃が高い」266件・3.4%と続きます。注文住宅(3,889件)では「住宅が古い」1,683件・43.3%が最多で、「住宅が狭い」1,128件・29.0%が続きます。どちらも「建てたくなったから」ではなく、今の住まいの不足が理由の上位を占めています。

何歳までに建てないと住宅ローンで不利になりますか?

この記事では年齢の上限を示しません。参考になる事実として、同じ調査の第24表では償還期間の中央値がどちらの区分も35年で、31年以上の割合は注文住宅64.3%・土地付注文住宅89.1%、平均は注文住宅31.0年・土地付注文住宅36.9年でした。年齢が高い注文住宅のほうが平均償還期間は短くなっていますが、調査は理由を示していません。借入可能な年齢・期間の条件は金融機関や商品ごとに異なり、返せる額も個々の事情で変わります。具体的な返済計画は金融機関やファイナンシャルプランナーにご相談ください。